オロチジン5′‐りん酸
オロチジル酸
ピリミジンヌクレオチド合成経路でUMPの前駆体となる化合物で、オロト酸とホスホリボシルピロリン酸からオロト酸ホスホリボシルトランスフェラーゼによって合成される。
オロチジン5'-一リン酸
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/06/21 15:23 UTC 版)
オロチジン5'-一リン酸 | |
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3-[(2R,3R,4S,5R)-3,4-dihydroxy-5-(phosphonooxymethyl)oxolan-2-yl]-2,6-dioxo-pyrimidine-4-carboxylic acid
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 2149-82-8 |
PubChem | 968 |
MeSH | Orotidine+5'-monophosphate |
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特性 | |
化学式 | C10H13N2O11P |
モル質量 | 368.191 g/mol |
特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
オロチジン5'-一リン酸(オロチジン5'-いちリンさん、英: Orotidine 5'-monophosphate)は、オロチジル酸とも呼ばれており、ウリジン一リン酸の生合成の最終中間体であるピリミジンヌクレオチドである[1]。
ヒトにおいてはウリジン一リン酸合成酵素がオロチジン5'-一リン酸をウリジン一リン酸に変換する。もしウリジン一リン酸の合成に障害が起こるとオロト酸尿症が発症する。
脚注
オロチジル酸と同じ種類の言葉
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