オベデとは? わかりやすく解説

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オベデ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/17 04:27 UTC 版)

シメオン・ソロモンルツとナオミ とオベデ、1860年。

オベデは、旧約聖書の『ルツ記』に登場する人物。新共同訳聖書での表記は「オベド[1]

概略

オベデは、ルツボアズの息子であり、エッサイの父であり、ダビデの祖父である。彼は、イエス・キリストの先祖の1人であり、マタイによる福音書及びルカによる福音書におけるイエス・キリストの系図で彼の名を見ることができる[2][3]

ルツ記におけるオベデ

ルツがオベデをみごもったとき、近所の女性たちは、ナオミに言った。

主はほむべきかな、主はあなたを見捨てずに、きょう、あなたにひとりの近親をお授けになりました。どうぞ、その子の名がイスラエルのうちに高く揚げられますように。彼はあなたのいのちを新たにし、あなたの老年を養う者となるでしょう。あなたを愛するあなたの嫁、七人のむすこにもまさる彼女が彼を産んだのですから — ルツ記(口語訳) 4:14-15

オベデという名前の語義はヘブライ語で「(神の)しもべ」。彼の名前は、近所の女性たちによって名付けられた[4]

出典

  1. ^ ルツ 4:17 ほか
  2. ^ マタイ 1:5
  3. ^ ルカ 3:32
  4. ^ ルツ 4:17

参考文献




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