擬声語
(オノマトペ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 02:00 UTC 版)
擬声語(ぎせいご)とは、声などを字句で模倣したものである。本稿では便宜上、擬音語(ぎおんご)と擬態語(ぎたいご)の2つの総称として「擬声語」を見出しに使う。一般的に、擬音語と擬態語を総称してオノマトペという。擬音語は人、動物、物が発する音を表現し、擬態語は音がない雰囲気や状態を表現する[1]。
注釈
- ^ 発音:(紀元前5世紀のギリシア) [onomatopo͜ɪ.í.a͜a]、(15世紀のコンスタンティノープル)[onomatopiía]
- ^ 発音:[ˌɒnɵmætəˈpiː.ə] もしくは (主に NZ) [ˌɒnɵmætə-ˈpeɪə]
- ^ 発音:[ɔ.nɔ.ma.tɔ.pe]
- ^ 「ちんちん千鳥」北原白秋作詞・近衛秀麿作曲の歌から。
出典
- ^ 広辞苑、大辞泉。
- ^ 小野正弘編『擬音語擬態語4500 日本語オノマトペ辞典』小学館、2007年、622頁。
- ^ 新村出編 『広辞苑』 第五版、岩波書店、1998年11月11日初刷、392頁。
- ^ 鈴木一彦・林巨樹監修『概説日本語学』明治書院、1995年、112頁。
- ^ 玉村文郎編 『講座日本語と日本語教育7 日本語の語彙と意味』明治書院、1990年、139頁。
- ^ a b 飛田良文他編集 『日本語学研究大事典』明治書院、2007年、145頁。
- ^ 山口仲美『犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い』(光文社新書、2002年)。
- ^ 国語学会編『国語学大事典』東京堂出版、1991年、第7版、214頁。
- ^ 小野正弘編『擬音語擬態語4500 日本語オノマトペ辞典』小学館、2007年、13頁。
- ^ 「擬音語・擬態語」にはどんな種類がある? 国立国語研究所
- ^ 小野正弘編 『擬音語擬態語4500 日本語オノマトペ辞典』 小学館、2007年、12頁。
- ^ 山口仲美 「中古象徴詞の語音構造--清濁に問題のある語例を中心に--」( 『国語学』第93集、1973年)14-17頁。
- ^ 田守育啓・ ローレンス・スコウラップ 『オノマトペ 形態と意味』くろしお出版、1999年、1頁。
- ^ 金田一春彦著・浅野 鶴子編 『擬音語・擬態語辞典』角川小辞典〈12〉、角川書店、1978年
- ^ Dingemanse 2012, p. 656.
- ^ Dingemanse 2012, p. 655.
- ^ Dingemanse 2012, p. 658.
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