オナイウ情滋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/23 00:19 UTC 版)
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名前 | ||||||
愛称 | ジョージ | |||||
カタカナ | オナイウ ジョウジ | |||||
ラテン文字 | ONAIWU George | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ![]() ![]() |
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生年月日 | 2000年11月11日(24歳) | |||||
出身地 | ![]() |
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身長 | 168cm | |||||
体重 | 68kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | ![]() |
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ポジション | MF(RSH)/ FW(RWG) | |||||
背番号 | 18 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2016-2018 | ![]() |
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2019-2022 | ![]() |
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クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2022-2025 | ![]() |
60 | (4) | |||
2025- | ![]() |
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1. 国内リーグ戦に限る。2025年8月20日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
オナイウ 情滋(おないう じょうじ、2000年11月11日 - )は、埼玉県児玉郡神川町出身のプロサッカー選手。Jリーグ・横浜F・マリノス所属。ポジションはミッドフィールダー(右サイドハーフ)、フォワード(右ウイング)。
実兄のオナイウ阿道もプロサッカー選手(リーグ・アン・AJオセール所属)。
来歴
プロ入り前
ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれた。FCコルージャを経て、正智深谷高(埼玉)に進学し、1年時に全国選手権に出場。
2019年より新潟医療福祉大学に進学。大学では1年からトップチーム入りし、昨年は北信越大学リーグ1部で歴代最多22アシストを記録。全日本大学選抜で出場した6月の大学日韓定期戦では右CKから得点機を演出した。第71回全日本大学サッカー選手権大会ではチームを初の決勝に導く活躍を見せて大会ベストMFを受賞[1]。
50メートル走5秒台のスピードを生かした突破からのクロスが持ち味。6月の天皇杯2回戦、J1鹿島アントラーズ戦では右クロスでアシストを決めるなど実力を示した。複数のJクラブからオファーの中、春に練習参加した仙台に決めた。チームの印象については「雰囲気が良く、練習もハイレベル。プロ1年目から活躍したい」。進路決定にはフランスリーグ1部トゥールーズでプレーする兄、オナイウ阿道(26)の意見も参考にした[2]。
2022年7月11日、2023年シーズンからのベガルタ仙台の入団が発表された[3]。そして7月22日に特別指定選手としてベガルタ仙台でプレーすることとなった[4]。
ベガルタ仙台
2024年2月25日、開幕戦の大分トリニータ戦で開幕スタメンを掴む。4月20日、清水エスパルス戦に後半アディショナルタイムから出場して2分後に、2022 FIFAワールドカップ日本代表の権田修一からJリーグ初ゴールをマーク[5]。6月2日、いわきFC戦で初めてFWとして先発して決勝ゴールを決めた[6]。
横浜F・マリノス
2025年8月20日、横浜F・マリノスへの完全移籍での加入が発表された[7]。なお同クラブは兄・オナイウ阿道も所属経験がある。
人物・エピソード
所属クラブ
- 2007年 - 2012年 神川パルフェ (神川町町立青柳小学校)
- 2013年 - 2015年 FCコルージャ (神川町町立神川中学校)
- 2016年 - 2018年 正智深谷高等学校
- 2019年 - 2022年 新潟医療福祉大学
- 2023年 - 2025年8月
ベガルタ仙台
- 2025年8月 -
横浜F・マリノス
個人成績
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2019 | 新潟医福大 | 28 | - | - | - | 1 | 0 | 1 | 0 | ||
2020 | 15 | - | - | 2 | 0 | 2 | 0 | ||||
2022 | 11 | - | - | 2 | 0 | 2 | 0 | ||||
2022 | 仙台 | 46 | J2 | 1 | 0 | - | - | 1 | 0 | ||
2023 | 27 | 10 | 0 | - | 2 | 0 | 12 | 0 | |||
2024 | 32 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 32 | 2 | |||
2025 | 17 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 18 | 2 | |||
横浜FM | 18 | J1 | |||||||||
通算 | 日本 | J1 | |||||||||
日本 | J2 | 60 | 4 | 1 | 0 | 2 | 0 | 66 | 4 | ||
日本 | 他 | - | - | 5 | 0 | 5 | 0 | ||||
総通算 | 60 | 4 | 1 | 0 | 7 | 0 | 68 | 4 |
- 2022年は特別指定選手
- 出場歴
- 公式戦初出場 - 2022年7月23日 明治安田生命J2 第28節 vs V・ファーレン長崎(ユアテックスタジアム仙台)
- 公式戦初得点 - 2024年4月20日 明治安田生命J2 第11節 vs 清水エスパルス(IAIスタジアム日本平)
タイトル
個人
- 北信越大学リーグ1部 アシスト王:1回(2021年)
- 第71回全日本大学サッカー選手権大会:ベストMF
代表歴
- 2022年 U-23日本代表
- カンボジア遠征
出場大会
- 北信越選抜
- 2022年 - 第36回デンソーカップチャレンジサッカー
- 全日本大学選抜
- 2022年 - 第19回·第20回 デンソーカップサッカー日韓大学定期戦
出典
- ^ 【結果】『MCCスポーツpresents 2022年度 第71回 全日本大学サッカー選手権大会』決勝 全日本大学サッカー連盟(2023年1月1日), 2023年1月1日閲覧
- ^ “【仙台】MFオナイウ情滋の来季入団内定「兄のように地道に努力し、世界から注目される選手に」”. 2022年8月14日閲覧。
- ^ “新潟医療福祉大 オナイウ情滋選手 加入内定のお知らせ”. 2022年8月14日閲覧。
- ^ “オナイウ情滋選手 2022 JFA・Jリーグ特別指定選手承認のお知らせ”. 2022年8月14日閲覧。
- ^ “⚽️G🟠🟡🟠🟡AL!”. X. 2024年4月20日閲覧。
- ^ “オナイウ情滋が仕留める⭐️”. X. 2024年6月9日閲覧。
- ^ “オナイウ 情滋選手 完全移籍加入のお知らせ | ニュース”. 横浜F・マリノス 公式サイト. 2025年8月20日閲覧。
- ^ 『Jリーグ選手名鑑 2024J1・J2・J3エルゴラッソ特別編集』三栄書房、2024年、184頁。
- ^ ベガルタ仙台広報カメラ(28:19~)
関連項目
外部リンク
- オナイウ情滋のページへのリンク