オセージ・トレイルとミズーリ州道14号線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 06:48 UTC 版)
「国道66号線 (アメリカ合衆国)」の記事における「オセージ・トレイルとミズーリ州道14号線」の解説
国道66号線の設置以前から、ミズーリ州内、セントルイスとスプリングフィールドの間にはオセージ・インディアン・トレイル(英語版)と呼ばれるネイティブ・アメリカンの古い道が通っていた。1800年代初頭、電報線がこの道に沿って引かれると、この古い道はワイヤー・ロード(Wire Road)と呼ばれるようになった。なお、電報線そのものはスプリングフィールドよりもさらに南、アーカンソー州フォートスミスまで引かれた。後に、この道はオールド・ワイヤー・ロード(Old Wire Road)と呼ばれるようになった。 1922年、この古い道はミズーリ州道14号線(英語版)となった。この州道はセントルイス・ジョプリン間500km(319マイル)を結ぶもので、途中スプリングフィールドを経由し、ミズーリ州を東西に横断していた。また、この道はオザーク・トレイル(英語版)の一部でもあった。なお、現在のミズーリ州道14号線(英語版)は国道40号線(英語版)の創設時に旧ミズーリ州道40号線が混同を避けるために名を変えたものであり、この道とは異なる。 この旧ミズーリ州道14号線こそが、後に「ルート66」と呼ばれ、アメリカ合衆国の歴史に残る国道66号線へとなる道であった。
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