オキシコープ転位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/23 05:37 UTC 版)
詳細は「オキシ-コープ転位」を参照 1,5-ヘキサジエン構造の3位にヒドロキシ基が存在する場合、生成物の1,5-ヘキサジエンはケト-エノール互変異性によってδ,ε-不飽和カルボニル化合物となる。この反応はオキシコープ転位 (oxy-Cope rearrangement) と呼ばれる。オキシコープ転位においては生成物がケト・エノール互変異性によって平衡から除去されるために、不可逆に反応が進行する。また、ヒドロキシ基を水素化カリウムなどでアルコキシドとするとさらに反応が加速され、低温でも反応が進行するようになる。
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