エレクトリックユニヴァースとは? わかりやすく解説

エレクトリック・ユニヴァース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/22 18:51 UTC 版)

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エレクトリック・ユニヴァース
アース・ウィンド・アンド・ファイアースタジオ・アルバム
リリース
録音 1983年
ジャンル R&B
シンセポップ
ニュー・ウェイヴ
ファンク
レーベル コロムビア/レガシー
プロデュース モーリス・ホワイト
専門評論家によるレビュー

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アース・ウィンド・アンド・ファイアー アルバム 年表
創世記
(1983)
エレクトリック・ユニヴァース
(1983)
タッチ・ザ・ワールド
(1987)
ミュージックビデオ
「Magnetic」 - YouTube
「Touch」 - YouTube
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エレクトリック・ユニヴァース』(Electric Universe)は、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのスタジオ・アルバム。

リーダーのモーリス・ホワイトはEWFの特徴であったホーン・セッション(フェニックス・ホーンズ)と決別し、エレクトリック・サウンドを導入、ダンス・ミュージックに投じた。この当時にはEWFの人気は衰えてきて、転機を図ろうとした作品だが、起死回生にはならず、ビルボード・チャートは40位止まり。このサウンドの転換について、フロントヴォーカルのフィリップ・ベイリーも「なぜホーンズを外したのか、分からない」とコメントしている[1]

このアルバムを最後に一時活動を休止し、各メンバーはソロ活動に移る。フィリップもこの間にソロ・アルバム『チャイニーズ・ウォール』をヒットさせたが、「モーリスから招集されれば、ソロ活動を止めて参加する」とフィリップはまたコメントしており[1]、モーリスの統一力の高さがみることができる。

結果、このアルバムを最後に活動は一時休止、各メンバーはソロ活動に移る。活動再開は、1987年のアルバムTouch the World(『タッチ・ザ・ワールド』)からとなる。

なお、このアルバムは「壮大なエレクトリック・ユニヴァースからインスピレーションを得た」とライナーノーツにコメントを載せている。

2004年に、DSDデジタル・リマスター版も発表されている。

収録曲

#タイトル作詞・作曲時間
1.「"Magnetic"」(マグネティック)M. Page
2.「"Touch"」(タッチ)J. Lind/M. Page
3.「"Moonwalk"」(ムーンウォーク)D. Foster/D. O'Connor
4.「"Could It Be Right"」(クッド・イット・ビー・ライト)M. White/A. Willis/D. Foster
5.「"Spirit of a New World"」(スピリット・オブ・ア・ニュー・ワールド)M. White/A. Willis/M. Page
6.「"Sweet Sassy Lady"」(星の妖精)M. White/M. Vaughn/L. Vaughn
7.「"We're Living in Our Own Time"」(銀河の輝き)M. White/A. Willis/M. Colombier
8.「"Electricnation"」(エレクトリックネイション)M. White/M. Page/B. Fairwather

脚注

  1. ^ a b liner notes Stand by Me/Maurice White for Japanese

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