エリザヴェータ女帝の約束
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 18:06 UTC 版)
「フィンランドの独立」の記事における「エリザヴェータ女帝の約束」の解説
独立国としてのフィンランドは18世紀、現代のフィンランドにあたる地域がスウェーデン領だった時代にはじめて言及された。1741年から1743年までのロシア・スウェーデン戦争でロシアがフィンランドを占領した後、ロシアのエリザヴェータ女帝はフィンランドを独立させるあいまいな約束をした。この約束により1742年にフィンランド王国(英語版)建国の準備がなされ、フィン人たちはホルシュタイン=ゴットルプ公ペーター(後のロシア皇帝ピョートル3世)をフィンランド王に選出した。しかし、その後の政治的情勢によりフィンランド独立は立ち消えとなった。
※この「エリザヴェータ女帝の約束」の解説は、「フィンランドの独立」の解説の一部です。
「エリザヴェータ女帝の約束」を含む「フィンランドの独立」の記事については、「フィンランドの独立」の概要を参照ください。
- エリザヴェータ女帝の約束のページへのリンク