エマウス礼拝堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/08 14:38 UTC 版)
「ハッツフェルト (エーダー)」の記事における「エマウス礼拝堂」の解説
ハッツフェルトのエマウス礼拝堂は、ハッツフェルトの3つの教会の中で最も古いものである。おそらく12世紀に建造された西塔を有する三堂式の後期ロマネスク様式列柱バシリカ教会で、聖キリアクスに献堂された。この教会は、ハッツフェルト家の本拠地であり、12世紀後期に建設された城を含む防衛施設に囲まれた「グローサー・ホーフ・ツー・ニーダー=ハッツフェルト」内にあった。14世紀半ばに市壁を持たない市街が建設され、この場所は市街地ではなくなった。これ以後、この狭軌はハッツフェルト市民の墓地教会として利用された。ハッツフェルトのオルガン製作者ヨハン・クリスティアン・リントは、1706年に聖ヨハネス教会のために7つのストップをもつオルガンを製作したのだが、このオルガンは1868年にエマウス礼拝堂に移設された。この重要な楽器は、ヘッセンで最も古いオルガンの1つである。
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