エホバの証人の長老
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 17:13 UTC 版)
「長老 (キリスト教)」の記事における「エホバの証人の長老」の解説
エホバの証人では、長老とは会衆を教えるよう巡回監督に任命された男性信者のことである。監督とも呼ばれる。各会衆の長老は「長老団」を形成している。「長老団」の何人かはその会衆を監督するよう巡回監督に任命されている。長老には調整者(旧称:「主宰監督」)、書記、奉仕監督の職がある。エホバの証人にとって、長老は役職名であり、称号や肩書きではない。彼らは無給であり、他の信者は長老に出資しないようにしている。彼らは長老の職務を、聖書で言及されている「年長者」(「長老」)、「監督」(「司教・主教」)、「牧者」(「牧師」)と同じであると考えている。彼らは「長老」、「司教」、「牧師」という語の一般的な意味が彼らの主張と違った意味になっているため、そう呼ばないようにしている。 会衆の長老はこの仕事で金銭的な報酬を受けない。エホバの証人の統治体は長老を直接任命するわけではないが、信者たちは、巡回監督や、エホバの証人の事務所の理事として奉仕する前に、長老として任命を受けなければならない。旅行する監督は非宗教的な仕事をせずに、わずかな払戻金を受ける。
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