エジンコート (原子力潜水艦)とは? わかりやすく解説

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エジンコート (原子力潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 02:26 UTC 版)

エジンコート
基本情報
建造所 BAEシステムズ・サブマリンズバロー=イン=ファーネス造船所
運用者  イギリス海軍
艦種 原子力潜水艦
級名 アスチュート級原子力潜水艦
艦歴
発注 2012年12月
起工 2018年5月14日[1]
要目
水中排水量 7,400 - 7,800 t[2][3]
全長 97 m[2][3]
最大幅 11.3 m[2][3]
深さ 10 m[2][3]
主機 ロールス・ロイスPWR2型原子炉×1基
MTUフリードリヒスハーフェンディーゼル発電機
最大速力 30 ノット(水中)[2][3]
潜航深度 300 m
乗員 98名(最大109名)[2]
兵装 533mm魚雷発射管×6門
スピアフィッシュ魚雷またはトマホーク Block IV SLCMなど最大38発)[4]
C4ISTAR GENESIS 戦術情報処理装置
ソナー 2076型ソナー英語版
DESO25音響探測機
探索装置・
その他装置
CM10電子光学マスト英語版×2
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エジンコートHMS Agincourt, S125)は、イギリス海軍原子力潜水艦アスチュート級原子力潜水艦の7番艦。艦名は、百年戦争でのアジャンクールの戦いの英語読みにちなむ[5]。その名を持つ艦としてはバトル級駆逐艦17番艦(D86)以来6隻目である。

艦歴

当初、艦名を「エジンコート」として2018年5月14日に起工した[1]。2024年頃の就役とスコットランドクライド海軍基地への配備が予定された[6]

2025年1月26日、イギリス海軍は艦名を「エジンコート」から「アキリーズ」へ改名すると発表した[7]。イギリス海軍は改名理由を明示していないが[7]BBCは、1415年のアジャンクールの戦いに由来するエジンコートは、フランスへの不必要な挑発につながることが懸念されたためと報じている[8]

脚注

出典

  1. ^ a b HMS Agincourt”. Royal Navy. 2021年6月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f Bush, Steve (2014). British Warships and Auxiliaries. Maritime Books. pp. 10–11. ISBN 978-1904459552 
  3. ^ a b c d e Astute-class attack submarines”. royalnavy.mod.uk. Royal Navy. 2016年7月27日閲覧。
  4. ^ UK's most powerful submarine joins the Navy”. GOV.UK (2010年8月27日). 2022年12月11日閲覧。
  5. ^ HMS Agincourt”. Royal Navy. 2022年12月18日閲覧。
  6. ^ HMS Agincourt”. Royal Navy. 2022年12月25日閲覧。
  7. ^ a b 英アスチュート級SSN7番艦の艦名を変更”. 世界の艦船 (2025年2月22日). 2025年3月9日閲覧。
  8. ^ Jonathan Beale (2025年1月30日). “King involved in 'woke' name change of Agincourt submarine”. BBC. 2025年3月9日閲覧。



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