ウラン開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 16:20 UTC 版)
カカドゥ国立公園の地中には大規模なウラン鉱床があり、日豪ウラン資源開発などにより世界遺産登録と同時期に掘削が始まった。掘削に伴う景観破壊や放射能汚染による環境破壊を危惧し、1998年の世界遺産委員会で遺産の資源利用問題として議題に取り上げられ、場合によっては危機遺産指定も検討された経緯がある。以後、核心地域での掘削は中断されたが、緩衝地帯での掘削は続けられており、ユネスコの世界遺産センターは現在もモニタリングを継続している。
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