ウェイ・アウト・ウエストとは? わかりやすく解説

ウェイ・アウト・ウエスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 07:37 UTC 版)

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ウェイ・アウト・ウエスト
ソニー・ロリンズスタジオ・アルバム
リリース
録音 1957年3月7日 ロサンゼルス
ジャンル ジャズ
時間
レーベル コンテンポラリー・レコード
プロデュース レスター・ケーニッヒ
専門評論家によるレビュー
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ウェイ・アウト・ウエストWay Out West)とは、ジャズサックス奏者ソニー・ロリンズが、1957年に制作・発表したアルバム。現行CDには、ボーナス・トラックとして未発表テイクが追加されている。

解説

本作は、ニューヨークを拠点としていたロリンズが、初めてアメリカ西海岸で制作したアルバム。マックス・ローチのツアーに帯同してロサンゼルスを訪れたロリンズは、現地の敏腕リズム隊と組んで、本作を1日でレコーディング。西部での録音ということで、「俺は老カウボーイ」「ワゴン・ホイール」といった西部劇映画の楽曲をカバーしており、アルバム・ジャケットもカウボーイをイメージしている。「ソリチュード」はデューク・エリントンの代表曲のカバー。

また、サックス・ベースドラムというトリオ編成で演奏されたことも話題となった。ピアノ抜きで、しかもホーンも1本という編成では、厚みのある演奏をすることは難しいが、ロリンズの卓越したアドリブが高く評価され、今日でも人気の高い1枚。既にオスカー・ピーターソンのサイドマンとして名を馳せていたレイ・ブラウンの貢献も大きい。

収録曲

7.-9.はボーナス・トラック

  1. 俺は老カウボーイ - I'm an Old Cowhand(Johnny Mercer)
  2. ソリチュード - Solitude(Duke Ellington, Eddie Delange, Irving Mills)
  3. カム、ゴーン - Come, Gone(Sonny Rollins)
  4. ワゴン・ホイール - Wagon Wheels(Peter De Rose, Billy Hill)
  5. ノー・グレイター・ラヴ - There Is No Greater Love(Isham Jones, Marty Symes)
  6. ウェイ・アウト・ウエスト - Way Out West(S. Rollins)
  7. 俺は老カウボーイ(別テイク)
  8. カム、ゴーン(別テイク)
  9. ウェイ・アウト・ウエスト(別テイク)

演奏メンバー





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