ウィレム・シャウテン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 14:29 UTC 版)
「最南端到達の歴史」の記事における「ウィレム・シャウテン」の解説
1615年6月14日、ウィレム・シャウテンがエインドラハトとホーンの2隻の船でオランダのテセルを出港し、西回り太平洋ルートの探求に出た。ホーンは途中の火事で失われたが、エインドラハトは南下を続けた。1616年1月16日、シャウテンは南アメリカ大陸の南端の岬と見分けた所に達し、そこを故郷および失った船にちなんで「ホーン岬」と名付けた。シャウテンの航法測定は不正確で、ホーン岬を南緯57度48分としているが実際には55度58分である。シャウテンの南緯58度に達したという主張は通常無視されているが、とはいえドレーク海峡を通って西の太平洋に出たヨーロッパ人航海者としては初めての者になった。
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