インドネシアの東ティモール州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/24 20:22 UTC 版)
「東ティモールの国章」の記事における「インドネシアの東ティモール州」の解説
ポルトガルの独裁政権がカーネーション革命で倒れると東ティモールでも独立の現実性が増し左派のフレティリン(東ティモール独立革命戦線)が勢力を拡大し、1975年11月28日に独立を宣言した。これに対しインドネシアは1975年12月7日に東ティモールへ侵攻し、翌年インドネシア27番目の州である東ティモール州として併合した。当時、東ティモール(インドネシア語: Timor Timur)は州の紋章を制定しており、スハルト政権崩壊後の1999年にインドネシアが併合を取り消すまで使用された。 インドネシアの東ティモール州の紋章 この州章は、黄金色の盾の中で小麦と木綿の束が輪を描き、その中に青いラウンデルが置かれ中に建物が描かれるというものだった。盾の上の方には、黄色い星がひとつ配された青い小さな盾があり、唯一神への信仰を示していた。ラウンデルの下にはティモール伝統の頭飾り(カイバウク、Kaibauk)が黄金色で描かれ、その中に赤い字で「Timor Timur」(東ティモール)と書かれていた。
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