インディアンリッジとは? わかりやすく解説

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インディアンリッジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/11 14:34 UTC 版)

インディアンリッジ
アン・コクラン夫人の勝負服
欧字表記 Indian Ridge
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 1985年
死没 2006年10月17日(21歳没)
Ahonoora
Hillbrow
母の父 Swing Easy
生国 アイルランド
生産者 W.& Mrs.Whitehead
馬主 Mrs.Anne Coughlan
調教師 D.エルスワース(イギリス)
競走成績
生涯成績 11戦5勝
獲得賞金 11万1744ポンド
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インディアンリッジ (Indian Ridge) とはアイルランドで生産された競走馬、および種牡馬である。

経歴

競走馬時代にはジャージーステークス(G3)、デュークオブヨークステークス(G3)、キングススタンドステークス(G2)の3つの重賞競走を制しているが、G1競走ではジュライカップソヴィエトスターに敗れての8着、クイーンエリザベス2世ステークスではウォーニングに敗れての6着といった成績に終わった。

競走馬引退後は、1990年より種牡馬となり、2006年に心臓発作のため21歳で死亡した[1]

種牡馬としては多くの産駒を輩出して成功を収めた。短距離を得意とした産駒が多く、2頭のブリーダーズカップマイル優勝馬を輩出した。中距離でも活躍した馬もいる。

後継種牡馬はコンプトンプレイスとナミドが居るが、全体的には振るっておらず、ナミドとその産駒トータルギャラリーはアジア圏に輸出、ニコバー産駒のドゥーナデンは2019年に死亡している。2022年現在の主要な系統種牡馬は、コンプトンプレイス産駒のパールシークレット、インディアンロケット産駒のキャプテンチョップなどである。

デフィニットアーティクル産駒でアイリッシュセントレジャーを4連覇したヴィニーローは、障害用種牡馬となった[2]

日本にも競走馬としての産駒が輸入されており、サウンドワールドが準オープン馬となっている。

年度別競走成績

  • 1987年(2歳) 4戦2勝
  • 1988年(3歳) 4戦1勝
    • 1着 ジャージーステークス(G3)
  • 1989年(4歳) 3戦2勝
    • 1着 デュークオブヨークステークス(G3)、キングススタンドステークス(G2)

主な産駒

母の父としての主な産駒

血統表

インディアンリッジ血統クラリオン系/Discipliner 4×4=12.50% (血統表の出典)

Ahonoora
1975 栗毛
父の父
Lorenzaccio
1965 栗毛
Klairon Clarion
Kalmia
Phoenissa The Phoenix
Erica Fragrans
父の母
Helen Nichols
1966 栗毛
Martial Hill Gail
Dicipliner
Quaker Girl Whistler
Mayflower

Hillbrow
1975 栗毛
Swing Easy
1968 鹿毛
Delta Judge Traffic Judge
Beautillion
Free Flowing Polynesian
Rytina
母の母
Golden City
1970 栗毛
*スカイマスター Golden Cloud
Discipliner
West Shaw Grey Sovereign
Irish Candy F-No.3
  • インブリードされているDisciplinerは2000ギニー優勝馬コートマーシャルの産駒であり、その産駒のマーシャルは2000ギニーに、スカイマスターは2歳重賞にそれぞれ優勝している。

脚注

外部リンク




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