イノレール式APS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/12 01:43 UTC 版)
イノレール式APS(フランス語: Alimentation par le sol:地表給電)はアルストムの子会社のイノレール(INNORAIL)社が開発した地表集電システムである。 給電用レールは線路の中央に敷設され、8mの給電区間と3mの絶縁区間が交互に連なっている。車両下面の接地アンテナから誘導電流を出し、これを地上の誘導コイルで受けて制御箱のスイッチを切り替えることにより、車両の真下にある部分の給電レールにのみ通電する。また受電に失敗した場合も車載のバッテリーにより400mまでは自走が可能である。
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