イドリブ攻撃とロジャヴァへの展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 07:01 UTC 版)
「ロシア連邦航空宇宙軍によるシリア空爆」の記事における「イドリブ攻撃とロジャヴァへの展開」の解説
2018年4月にアサド政権が東グータ奪還に成功し、イドリブを中心とした北西部の反体制派支配地域の奪還に向けて動き出すと、ロシア軍もまた引き続きこれを支援したが、北西部ではクルド人勢力の伸長を阻むべくトルコ軍も直接介入を進めており、YPGの支援者であった欧米がNATO加盟国トルコの侵攻を事実上黙認する中で、アサド政権とYPGの仲介や、反体制派の後ろ盾トルコと内戦後に向けた協議を続けるなど、シリア政府との同盟を背景に軍事・外交におけるシリア情勢の主導権を握っている。
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