イデユアイミドリ Mastigocladus laminosus
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 16:56 UTC 版)
「温泉藻」の記事における「イデユアイミドリ Mastigocladus laminosus」の解説
古くは Fischerella 属に分類されていた。世界中の温泉に分布する藍藻。58℃以下の温泉ではほとんど全ての場所に見られる。これはアキネート(akinete)と呼ばれる耐久胞子が非常に厚い細胞壁を持つためで、これが広範囲への風媒分散を可能にしている。水中では球形・亜球形の細胞が連なった連鎖群体となり、硫黄細菌とともにバイオフィルムを形成する。火山地帯の温暖な土壌にも生息する。
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