アーティキュレーションを示す記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 16:23 UTC 版)
「演奏記号」の記事における「アーティキュレーションを示す記号」の解説
表記読み意味備考 テヌート 音を保って tenuto (ten.) スタッカート 音を切り離して 一般に音価の半分の長さ鳴らすと説明されるが、実際には場合によってこれより長くなることも、短くなることもありうる。 staccato (stacc.) メゾ・スタッカート 音を保ちつつ切り離す のように書かれる。スタッカートとレガートの間。実際的には場面に応じて様々に演奏され得る。スタッカートとスラーとが組み合わせの場合には、スタッカートが音符の内側に位置するが、スタッカートとテヌートとの組み合わせの場合には、スタッカートが音符の外側に位置するのが標準的である。時には気紛れに、スタッカートとテヌートとが組み合わせの場合に、スタッカートが音符の内側に位置することもあるが、それが意図的に、よりテヌート寄りのメゾ・スタッカートを意味していることもある。 のように書かれる。 スタッカティッシモ またはマルテッラート 音をきわめて短く切る 音符の上に付ける場合の記号一般に音価の4分の1の長さ鳴らすと説明されるが、実際はもっと短くされることが多い。 音符の下に付ける場合の記号 スラー 音を結びつけて 音符の上に付ける場合の記号。同高の音を結んでいる場合()はタイとなる。 音符の下に付ける場合の記号
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