アンドリー・ピアトフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/30 09:03 UTC 版)
|
||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
|
シャフタール・ドネツクでのピアトフ(2018年)
|
||||||
| 名前 | ||||||
| 本名 | アンドリー・ヴァレリヨヴィチ・ピアトフ Andriy Valeriyovych Pyatov |
|||||
| ラテン文字 | Andriy Pyatov | |||||
| ウクライナ語 | Андрій Валерійович П'ятов | |||||
| 基本情報 | ||||||
| 国籍 | |
|||||
| 生年月日 | 1984年6月28日(40歳) | |||||
| 出身地 | |
|||||
| 身長 | 190cm | |||||
| 体重 | 78kg | |||||
| 選手情報 | ||||||
| ポジション | GK | |||||
| 利き足 | 右足 | |||||
| クラブ1 | ||||||
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
| 2001-2007 | |
43 | (0) | |||
| 2001-2004 | |
56 | (0) | |||
| 2007-2023 | |
301 | (0) | |||
| 代表歴2 | ||||||
| 2004-2006 | |
22 | (0) | |||
| 2006-2022 | |
102 | (0) | |||
| 1. 国内リーグ戦に限る。2023年8月16日現在。 2. 2023年8月16日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
||||||
アンドリー・ヴァレリヨヴィチ・ピアトフ(ウクライナ語: Андрій Валерійович П'ятов, 1984年6月28日 - )は、ウクライナ・キロヴォフラード出身の元サッカー選手。元ウクライナ代表。ポジションはGK。
来歴
クラブ
2002年、FCヴォルスクラ・ポルタヴァからデビューした。2006年12月13日、約64万ポンドの移籍金でFCシャフタール・ドネツクに移籍した。2006-07シーズン後半戦はレンタル移籍という形でヴォルスクラに留まった。2007-08シーズンにはボフダン・シュストに代わってシャフタールのレギュラーに定着し、UEFAチャンピオンズリーグの試合では2試合を完封した。2008-09シーズンはFCハルキウからルスタム・フザモフが加入し、シュスト、フザモフとのポジション争いは熾烈を極めた。しかし、リーグ戦でFCリヴィウに0-2で敗れると、ピアトフが再びポジションを手にした。2008年10月1日、UEFAチャンピオンズリーグのFCバルセロナ戦(ホーム1-2)では強豪を最後まで苦しめたが、87分以降にリオネル・メッシに2点を許して敗れた。グループ3位となって出場したUEFAカップでは、トッテナム・ホットスパーFC(イングランド)、PFC CSKAモスクワ(ロシア)、オリンピック・マルセイユ(フランス)、FCディナモ・キーウ(同国対決)、ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)相手に9試合で6点しか許さず、ウクライナ勢として初の同大会制覇を果たした。2008-09シーズンのリーグ戦ではリーグ最少の16失点(30試合)に抑えたが、ライバルのディナモ・キエフの優勝を許した。
2009年11月1日、FCチョルノモレツ・オデッサ戦でシャフタール移籍後100試合出場(72失点)を達成した。この試合ではマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。2009-10シーズンのUEFAヨーロッパリーグではグループリーグを首位で通過したが、決勝トーナメント1回戦で準優勝することになるフラムFC(イングランド)に敗れた。同シーズンのリーグ戦では移籍後2度目の優勝を果たした。2010-11シーズンのリーグ戦では2シーズンぶりにリーグ最少失点に抑え、2連覇を果たした。同シーズンのUEFAチャンピオンズリーグではアーセナルFC(イングランド)などを抑えてグループリーグを首位で突破し、決勝トーナメント1回戦ではASローマ(イタリア)に勝利した。準々決勝では2シーズン前にも戦ったFCバルセロナと対戦したが、2試合合計1-6で大敗した。
代表
U-21ウクライナ代表としては20試合に出場し、ドミトロ・チグリンスキーやアルテム・ミレフスキーとともに出場した2006年のUEFA U-21欧州選手権では準優勝を果たした。同年にはドイツで開催された2006 FIFAワールドカップのメンバーに選ばれた。オレクサンドル・ショフコフスキーが全試合にフル出場したため、控えキーパーのピアトフとシュストは出場機会がなかったが、ウクライナは決勝トーナメント1回戦でスイスを下してベスト8となった。2010 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選のベラルーシ戦 (1-0) ではクリーンシートを達成した。クロアチア戦 (0-0) ではルカ・モドリッチの2度の決定機を防ぎ、ウクライナに勝ち点1をもたらした。
ウクライナはUEFA EURO 2012の開催国であるため予選を戦っていない。2011年6月6日にはフランスとの親善試合に先発出場したが、この試合で4失点して敗れると、以後はUEFA EURO 2012本大会のメンバー発表まで招集されることがなかった。
個人成績
- 2010年10月18日時点
| クラブ | シーズン | 国内リーグ | 国内カップ | 欧州カップ | 通算 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||
| FCシャフタール・ドネツク | 2007-08 | 23 | 0 | 5 | 0 | 10 | 0 | 38 | 0 |
| 2008-09 | 24 | 0 | 3 | 0 | 17 | 0 | 44 | 0 | |
| 2009-10 | 27 | 0 | 2 | 0 | 12 | 0 | 41 | 0 | |
| 2010-11 | 13 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 17 | 0 | |
| 通算 | 87 | 0 | 11 | 0 | 41 | 0 | 140 | 0 | |
- 国内カップ – ウクライナ・カップとウクライナ・スーパーカップの合計
代表歴
出場大会
試合数
- 国際Aマッチ 102試合 0得点(2007年-2022年)[1]
| ウクライナ代表 | 国際Aマッチ | |
|---|---|---|
| 年 | 出場 | 得点 |
| 2007 | 4 | 0 |
| 2008 | 5 | 0 |
| 2009 | 8 | 0 |
| 2010 | 5 | 0 |
| 2011 | 2 | 0 |
| 2012 | 10 | 0 |
| 2013 | 12 | 0 |
| 2014 | 7 | 0 |
| 2015 | 8 | 0 |
| 2016 | 10 | 0 |
| 2017 | 8 | 0 |
| 2018 | 6 | 0 |
| 2019 | 8 | 0 |
| 2020 | 3 | 0 |
| 2021 | 5 | 0 |
| 2022 | 1 | 0 |
| 通算 | 102 | 0 |
タイトル
クラブ
- シャフタール・ドネツク
- ウクライナ・プレミアリーグ: 2007-08, 2009-10, 2010-11, 2011-12, 2012-13, 2013-14, 2016-17, 2017-18, 2018-19, 2019-20, 2022-23
- ウクライナ・カップ: 2007-08, 2010-11, 2011-12, 2012-13, 2015-16, 2016-17, 2017-18, 2018-19
- ウクライナ・スーパーカップ: 2008, 2010, 2012, 2013, 2014, 2015, 2017, 2021
- UEFAカップ: 2008-09
出典
- ^ アンドリー・ピアトフ - National-Football-Teams.com
外部リンク
- アンドリー・ピアトフ - National-Football-Teams.com
- アンドリー・ピアトフ - Soccerway.com
- アンドリー・ピアトフ - FootballDatabase.eu
- アンドリー・ピアトフ - WorldFootball.net
- アンドリー・ピアトフ - Transfermarkt.comによる選手データ
- アンドリー・ピアトフ - Transfermarkt.comによる指導者データ
- アンドリー・ピアトフ - FIFA主催大会成績
- アンドリー・ピアトフ - UEFA
- アンドリー・ピアトフ - ウクライナサッカー連盟
- アンドリー・ピアトフ - playmakerstats.com
- Profile at Official Shakhtar website
|
|
|---|
- アンドリー・ピアトフのページへのリンク