オレクサンドル・アリエフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/27 08:13 UTC 版)
|
||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| |
||||||
| 名前 | ||||||
| 本名 | オレクサンドル・オレクサンドロヴィチ・アリエフ | |||||
| ラテン文字 | Oleksandr Oleksandrovych Aliyev | |||||
| ウクライナ語 | Олександр Олександрович Алієв | |||||
| 基本情報 | ||||||
| 国籍 | |
|||||
| 生年月日 | 1985年2月3日(39歳) | |||||
| 出身地 | |
|||||
| 身長 | 173cm | |||||
| 体重 | 72kg | |||||
| 選手情報 | ||||||
| ポジション | MF | |||||
| クラブ1 | ||||||
| 年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
| 2001-2002 | |
10 | (4) | |||
| 2002 | |
1 | (0) | |||
| 2002-2005 | |
102 | (53) | |||
| 2005-2006 | → |
8 | (1) | |||
| 2006-2010 | |
49 | (17) | |||
| 2010 | |
25 | (14) | |||
| 2011-2013 | |
35 | (7) | |||
| 2012 | → |
12 | (2) | |||
| 2014-2015 | |
22 | (3) | |||
| 2015 | |
23 | (11) | |||
| 2016 | |
|||||
| 2016 | |
9 | (1) | |||
| 2017 | |
|||||
| 2018 | |
|||||
| 2018 | |
|||||
| 2019-2020 | |
|||||
| 代表歴 | ||||||
| 2001-2002 | |
8 | (5) | |||
| 2003-2006 | |
30 | (8) | |||
| 2008-2012 | |
28 | (6) | |||
| 1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
||||||
オレクサンドル・オレクサンドロヴィチ・アリエフ(ウクライナ語: Олександр Олександрович Алієв, ラテン文字: Oleksandr Oleksandrovych Aliyev, 1985年2月3日 - )は、ソビエト連邦(現ロシア連邦)・ハバロフスク出身のウクライナの元サッカー選手。現役時代のポジションはミッドフィールダー。ウクライナ国籍を持つが民族上はアゼルバイジャン系である。
経歴
FCボルィスフェン・ボルィースピリ-2 (2軍チーム) を経て2002年にディナモ・キーウに入団。ディナモ-3 キーウを経て同年途中で2軍チームのディナモ-2 キーウに昇格。2005年まで在籍し、通算102試合に出場して53得点を挙げた。この実績が評価されたアリエフは、同年ウクライナ・プレミアリーグ所属のFCメタルルフ・ザポリージャに1シーズンの契約でローン移籍した。リーグ戦では8試合に出場して1得点を挙げるにとどまったが、在籍中にザポリージャのウクライナカップ (Кубок України з футболу) 決勝戦進出を経験した (試合は0-1でディナモ・キーウに敗れて準優勝に終わった)。アリエフは69分にセルヒーイ・シシュチェンコと交代する形で出場した。
在籍中にアリエフはU-20ウクライナ代表に選出され、2005 FIFAワールドユース選手権に出場。得点王となったリオネル・メッシに次ぐ5得点を挙げた。
ザポリージャとの契約が満了してディナモ・キーウに戻ってきたアリエフを待っていたのはトップチームへの昇格だった。昇格後、アリエフは出場機会を与えられるようになり、特に2008年に就任したユーリ・セミン監督在任中にはレギュラーとして起用された。UEFAチャンピオンズリーグ 2008-09にディナモ・キーウが出場した時のアリエフはクラブのキープレーヤーとなった。10月21日に行われた1次リーグのFCポルトとの試合では、27メートルを超えるかという距離から直接フリーキックを決めた。この得点が決勝点となり、1-0でディナモ・キーウは勝利した。一方で11月25日に行われたアーセナルFCとの試合中、主審のアラン・ハメル (Alain Hamer) を押してしまい、87分に退場処分を受けるという経験もした。後アリエフはインタビュー中でハメルの事を、「うすのろ・とんちき」という意味合いを込めて"козел" (山羊の意) という言葉で呼び表している。[1]
1次リーグを3位で終えたディナモ・キーウは、ウィンターブレイク後にUEFAカップ 2008-09に出場する事となった。この大会では殆どの試合に出場し、ディナモ・キーウの準決勝進出に貢献した (試合は同じくウクライナから出場し、同大会で優勝したシャフタール・ドネツクに破れてベスト4に終わっている)。リーグ戦ではこの借りを晴らし、優勝を飾った。
代表においてはワールドユースに続き、2006年に開催されたU-21欧州選手権にウクライナ代表の一員として出場し、準優勝を経験した (ただし決勝戦では先発出場を逃した)。アリエフは現在もなお、U-21ウクライナ代表における歴代最多得点者 (8得点) である。
2008年9月6日、2010 FIFAワールドカップの欧州地区予選、ベラルーシ戦にて、アリエフは後半途中でマクシム・カリニチェンコと交代する形でA代表デビューを飾った。
2009年12月、FCロコモティフ・モスクワへの移籍が報じられた[2]が、交渉決裂により一度はディナモ・キーウ残留を表明していたが[3]、2010年2月、正式にロコモティフ・モスクワの一員となった。
2010年5月26日の親善試合・リトアニア戦で、代表初ゴールを含む2得点を挙げた。
個人成績
| 所属 | シーズン | リーグ戦 | カップ戦 | UEFA大会 | スーパー杯 | 合計 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||
| ディナモ・キーウ | 2002-03 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 |
| 2003-04 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | |
| 2004-05 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| メタルルフ・ザポリージャ | 2005-06 | 6 | 1 | 3 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 11 | 2 |
| ディナモ・キーウ | 2006-07 | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 |
| 2007-08 | 10 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 14 | 4 | |
| 2008-09 | 26 | 13 | 1 | 0 | 16 | 4 | 1 | 0 | 44 | 17 | |
| 2009-10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
| ロコモティフ・モスクワ | 2010 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 合計 | 49 | 17 | 11 | 2 | 18 | 4 | 3 | 0 | 81 | 23 | |
獲得タイトル
クラブ
- ウクライナ・プレミアリーグ優勝: 2 (2006-07, 2008-09)
- ウクライナカップ優勝: 1 (2006-07)
脚注
- ^ Алиев: "Повторяю: судья - козел!" FOOTBALL.UA 2008年11月28日付記事 2009年10月18日 12:14 (UTC) 閲覧
- ^ Алиев подпишет контракт с "Локо" после нового года ua-football.com 2009.12.30付記事
- ^ Александр Алиев: "Остаюсь в "Динамо" ua-football.com 2010.1.8付記事
外部リンク
- オレクサンドル・アリエフ - National-Football-Teams.com
- オレクサンドル・アリエフ - Soccerway.com
- オレクサンドル・アリエフ - FootballDatabase.eu
- オレクサンドル・アリエフ - WorldFootball.net
- オレクサンドル・アリエフ - Transfermarkt.comによる選手データ
- オレクサンドル・アリエフ - Transfermarkt.comによる指導者データ
- オレクサンドル・アリエフ - FIFA主催大会成績
- オレクサンドル・アリエフ - UEFA
- オレクサンドル・アリエフ - ウクライナサッカー連盟
- オレクサンドル・アリエフ - TheFinalBall.com
- ディナモ・キーウ公式サイトの選手紹介ページ
|
|
|---|
固有名詞の分類
- オレクサンドル・アリエフのページへのリンク