オレグ・グセフとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > オレグ・グセフの意味・解説 

オレグ・グセフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/30 08:55 UTC 版)

オレグ・グセフ
ディナモ・キーウでのグセフ (2017年)
名前
本名 オレグ・アナトリオヴィチ・グセフ
Oleg Anatoliovych Gusev
ラテン文字 Oleg Gusev
ウクライナ語 Олег Анатолійович Гусєв
基本情報
国籍  ウクライナ
生年月日 (1983-04-25) 1983年4月25日(41歳)
出身地 ソビエト連邦 ステパニフカ英語版
身長 179cm
体重 78kg
選手情報
ポジション MF (RSH, LSH)
利き足 右足
ユース
0000-2000 バルサ・スームィ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2000-2002 フルンゼネツ=リーハ99・スームィ 64 (17)
2002-2003 アルセルナル・キエフ 23 (1)
2002 ボリスフェン・ボルィースピリ (loan) 1 (0)
2003-2018 ディナモ・キーウ 296 (57)
通算 384 (75)
代表歴
2003  ウクライナ U-21 8 (2)
2003-2016 ウクライナ 98 (13)
監督歴
2018-2020  ウクライナ U-21 (アシスタント)
2020- ディナモ・キーウ (アシスタント)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

オレグ・アナトリオヴィチ・グセフOleg Anatoliovych Gusev1983年4月25日 - )は、ウクライナ (旧ソビエト連邦)・スームィ州ステパニフカ英語版出身の元同国代表サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはMF

来歴

選手

2003年にFCアルセナル・キエフからFCディナモ・キーウへと移籍すると、加入後すぐに右サイドでレギュラーに定着した。2006年にウクライナ代表が初めて出場した2006 FIFAワールドカップでは、主に右サイドバックのポジションでプレーし、ベスト8進出に大きく貢献した[1]

自身2度目のメジャー大会となったUEFA EURO 2012では、ドイツW杯と同じく右サイドバックのレギュラーとして奮闘したが、グループステージ敗退に終わった[2]

2014年3月30日、ウクライナ・プレミアリーグFCドニプロ戦にて、代表でのチームメイトであったGKのデニス・ボイコと衝突してグセフは意識を失ってピッチに倒れた。直後に異常を察知したドニプロのジャバ・カンカヴァがグセフの舌を引き上げ、窒息を防ぎ、グセフは意識を取り戻した[3]

2016-17シーズンの12月、ディナモ・キエフとの契約満了によって一度はクラブを退団したものの、2017年6月12日に2017-18シーズンのみの1年契約を結んでクラブに復帰した[4]。2018年5月19日、FCシャフタール・ドネツクとの大一番で75分からピッチに立ったグセフは、試合終了までプレーし2-1の勝利に貢献すると、現役引退を公表。ディナモ・キエフでは公式戦通算433試合に出場し、シャフタール・ドネツク戦ではサポーターにより感謝の意を表すコレオが掲げられた[5]

指導歴

現役引退後は指導者の道へと進め、2020年にU-21ウクライナ代表での指導を経て古巣FCディナモ・キーウのアシスタントコーチに就任した[6]

代表歴

出場大会

2006年 - 2006 FIFAワールドカップ(ベスト8)
2012年 - UEFA EURO 2012(グループステージ敗退)

試合数

  • 国際Aマッチ 98試合13得点(2003年 - 2016年)[7]


ウクライナ代表国際Aマッチ
出場得点
2003 4 0
2004 9 1
2005 8 0
2006 13 1
2007 11 4
2008 2 0
2009 7 1
2010 7 0
2011 7 1
2012 11 4
2013 11 1
2014 4 0
2015 3 0
2016 1 0
通算 98 13

得点数

# 開催日 開催地 対戦国 スコア 結果 大会
1 2004年11月17日 イスタンブールシュクリュ・サラジオウル・スタジアム トルコ 0-1 0-3 2006 FIFAワールドカップ・予選
2 2006年8月15日 キーウロバノフスキー・ディナモスタジアム アゼルバイジャン 4-0 6-0 親善試合
3 2007年3月24日 トフティル、スヴァンガスカーズ フェロー諸島 0-2 0-2 UEFA EURO 2008予選
4 2007年3月28日 オデッサ、チョルノモレツ・スタジアム リトアニア 1-0 1-0 UEFA EURO 2008予選
5 2007年10月11日 キーウオリンピスキ・スタジアム フェロー諸島 2-0 5-0 UEFA EURO 2008予選
6 3-0
7 2009年10月14日 アンドラ・ラ・ベリャ、エスタディ・コムナル・ダンドラ・ラ・ベリャ アンドラ 0-2 0-6 2010 FIFAワールドカップ・予選
8 2011年10月11日 タリンア・ル・コック・アレーナ エストニア 0-1 0-2 親善試合
9 2012年2月29日 ペタフ・ティクヴァ、ハモシャヴァ・スタジアム イスラエル 0-1 2-3 親善試合
10 2012年5月28日 クーフシュタイン、クーフシュタイン・アレーナ エストニア 2-0 4-0 親善試合
11 2011年2月9日 インスブルックティヴォリ・シュターディオン オーストリア 1-1 3-2 親善試合
12 2-2
13 2013年3月22日 ワルシャワワルシャワ国立競技場 ポーランド 0-2 1-3 2014 FIFAワールドカップ・予選

タイトル

クラブ

FCディナモ・キエフ

個人

  • ウクライナ年間最優秀サッカー選手賞英語版 : 1回 (2005)

脚注

  1. ^ Italy v Ukraine | Quarter-finals | 2006 FIFA World Cup Germany™ | Full Match Replay”. 2023年5月11日閲覧。
  2. ^ UEFA.com. “England-Ukraine | UEFA EURO 2012” (英語). UEFA.com. 2023年5月11日閲覧。
  3. ^ McCauley, Kim (2014年3月30日). “Husev rescues opponent after knee to the head” (英語). SBNation.com. 2023年5月11日閲覧。
  4. ^ «Динамо» оголосило про повернення півзахисника Гусєва” (ウクライナ語). hromadske.ua (2017年6月13日). 2023年5月11日閲覧。
  5. ^ Как болельщики Динамо Гусева провожали — football.ua”. web.archive.org (2018年8月19日). 2023年5月11日閲覧。
  6. ^ Луческу назвал свой тренерский штаб и функции каждого — football.ua”. web.archive.org (2020年7月30日). 2023年5月11日閲覧。
  7. ^ オレグ・グセフ - National-Football-Teams.com

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  オレグ・グセフのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オレグ・グセフ」の関連用語

オレグ・グセフのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オレグ・グセフのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオレグ・グセフ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS