アンスティスの部下として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/17 11:13 UTC 版)
「ジョン・フィリップス (海賊)」の記事における「アンスティスの部下として」の解説
大工だったフィリップスはイギリスからニューファンドランドへ向かう途中、ブリガンティン船グッド・フォーチュン号を指揮し、バーソロミュー・ロバーツのもとから離脱していたトマス・アンスティスに捕まった。フィリップスはすぐに海賊の生活が気に入り、アンスティスの一味がトバゴ島で壊滅するまで船大工として働いた。フィリップスは逃走した一団に加わってイギリスに帰国し、そのさい使われた船はブリストル海峡で沈めた。 デヴォンシャーの友人からかつての海賊仲間たちが逮捕されてブリストルの監獄に送られたという話を聞いたフィリップスは、ニューファンドランド航路の船に乗り組み、再びイギリスを離れた。ニューファンドランドに到着したフィリップスは漁船に乗り組むが、そこで数人の漁師仲間と共謀して船を盗み出し、海賊稼業に乗り出した。フィリップスが船長、ジョン・ナットが航海長、ジェームズ・スパークスが砲手、トマス・ファーンが大工に選ばれ、海賊の掟を起草し、斧の上に手を乗せてこれを守ることを誓った。1723年8月29日のことであった。
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