アリによる種子の散布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 10:58 UTC 版)
種子に付着しているエライオソームには脂肪酸や高級炭水化物などが大量に含まれる。アリがこの成分に誘発され、種子はアリの巣がある遠くまで運ばれる。富山県婦負郡八尾町(現富山市)では、アシナガアリ、アズマオオズアカアリ、クロヤマアリ、トゲアリ、トビイロケアリ、ムネアカオオアリなどにより運ばれる様子が確認されている。トゲアリはカタクリの種子を巣内に運び込んだ後に、巣外に搬出し周辺に散布する。
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