アラビアの語源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 20:42 UTC 版)
「アラビア」という語は「アラブの土地」を意味する古代ギリシャ語に由来しており、「アラブ」という語は「アラビア語を母語とする者」という意味がある。しかし、これではトートロジーである。既にローマ帝国のときからアラビア属州という名前が存在することから、それより以前からこの地域はアラビアと呼ばれていたことになる。記録ではアッカド人が彼らのことをArabiと読んでいたことが知られており、最も古い物では紀元前853年のアッシリアの碑文に書かれた被征服民リストの中に「アラブの王」という用例が見られる。旧約聖書の創世記2章11節に出てくる「ハビラ」をアラビア半島とする説がある。
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