アラネタ・コロシアムとは? わかりやすく解説

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アラネタ・コロシアム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 21:50 UTC 版)

スマート・アラネタ・コロシアム
Smart Araneta Coliseum

施設情報
所在地 フィリピン
Araneta City, Cubao, Quezon City, Metro Manila
位置 北緯14度37分14秒 東経121度3分12秒 / 北緯14.62056度 東経121.05333度 / 14.62056; 121.05333座標: 北緯14度37分14秒 東経121度3分12秒 / 北緯14.62056度 東経121.05333度 / 14.62056; 121.05333
起工 1957年
開場 1960年3月16日 (64年前) (1960-03-16)
修繕 1999年、2004年
所有者 Progressive Development Corporation
運用者 United Promotions, Inc. (Uniprom)
グラウンド (屋内施設)
建設費 600万ペソ(1958年)
設計者 Dominador Lugtu
ウェブサイト smartaranetacoliseum.com
旧称
アラネタ・コロシアム(1960-2011)
使用チーム、大会
NCAA(1960-2012、2017)
UAAP(1960-現在)
PBA(1975-1984、1995-現在)
収容人員
バスケットボール: 15,959
コンサート: 9,679
ボクシング: 15,895[1]
アクセス
アラネタ・センター-クバオ駅
 3  アラネタ・センター-クバオ駅 (MRT)

アラネタ・コロシアム(Araneta Coliseum)はフィリピンマニラ首都圏ケソン市にある多目的スポーツ競技場。アジア最大級の屋内アリーナであるとともに、世界最大級のクリアスパンドームでもある。1960年開場。ドームの直径108.0mは、2001年に日本の大分スタジアムの274.0mに抜かれるまで、アジア最大であった[2]。愛称はザ・ビッグドーム(The Big Dome)。スマート・コミュニケーションズ英語版が2011年に施設命名権を取得しており、名称をスマート・アラネタ・コロシアム(Smart Araneta Coliseum)としている[3]

概要

1960年撮影

スリラー・イン・マニラと呼ばれる1975年10月のモハメド・アリジョー・フレージャーのボクシングの試合や、2006年にヒップホップグループ「ブラック・アイド・ピーズ(BEP)」がコンサートをしたことなどで知られる[4]。アリ対フレージャー戦の際には、海外メディア向けに「フィリピン・コロシアム」と改名された[5]

首都圏ケソン市クバオにあるアラネタ・センター英語版内に位置し、ザ・ビッグ・ドームの愛称でも呼ばれる、また、フィリピン・バスケットボール・アソシエーション(PBA)の試合だけでなく、UAAP、NCAAバスケットボールの試合、WWEミス・フィリピン英語版、コンサートなど多数のイベントが開催されている。1978年バスケットボール世界選手権の決勝会場でもあった。

また、周辺にはアラネタ・タワーやゲートウェイ、ショッピングモールがあり、週末を問わず買い物客でにぎわう。1976年6月にオープンしたフィリピン最古のショッピングモールは前年のボクシングの試合開催を記念して「アリモール英語版」と名付けられ、式典にはアリも出席した[6]

脚注

  1. ^ http://www.aranetacoliseum.com/2006/thebigdome.php
  2. ^ Smart Araneta Coliseum”. 2023年8月31日閲覧。
  3. ^ Araneta Coliseum, now Smart Araneta”. 2024年4月15日閲覧。
  4. ^ OVER 50 YEARS OF THE BRIGHTEST STARS, THE BIGGEST SHOWSSmart Araneta Coliseum
  5. ^ The drama that was the ‘Thrilla in Manila’マニラ・タイムズ 2017年10月1日
  6. ^ How Muhammad Ali inspired the Philippines’ first-ever shopping mallProperty Report 2016年6月4日

外部リンク

先代
ロベルト・クレメンテ・コロシアム
サンフアン
バスケットボール世界選手権
決勝戦会場

1978
次代
コリセオ・エル・プエブロ
サンティアゴ・デ・カリ




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