アメリカで製造された同時代の砲・後継機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 20:02 UTC 版)
「M4 37mm機関砲」の記事における「アメリカで製造された同時代の砲・後継機材」の解説
37mm M9機関砲 37mm M1A2高射機関砲から派生した物で、より長く、より強力な37x223mm SR弾を使用していた。M4と比較し、M9は砲口初速が914.4m/sと50%高く、M4の砲身長が165.1cmであるのに比べて198.1cmであり、砲身単体でも24.9kgに対して54.4kgと重量が2倍ほど重かった。M9の全重は183.7kgであるのに比べ、M4は96.6kgであった。発射速度は同じだった。 この機関砲の採用例は少数しか知られておらず、確認できるものはアメリカ海軍のPTボートである。 37mm M10機関砲 M4機関砲に小さな改修を加えた物である。金属製で分離式のリンクベルトによって給弾し、165発毎分と発射速度が僅かに高い。弾帯とすることでより多量の弾薬を航空機内に収容できるようになり、新規に計58発を備えた。M10はM4を代替したが、代替はP-63キングコブラA-9型から開始された。
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