アブ・ソウルとは? わかりやすく解説

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アブ・ソウル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 00:54 UTC 版)

Ab-Soul
Ab-Soul 2014年
基本情報
出生名 Herbert Anthony Stevens IV
ハーバート・アンソニー・スティーヴンズ・4世
生誕 (1987-02-23) 1987年2月23日(38歳)
出身地 アメリカ合衆国カリフォルニア州カーソン
ジャンル ヒップホップ
職業 ラッパーシンガーソングライター
活動期間 2003年 -
レーベル Top Dawg, Interscope
共同作業者 Black Hippy, Jay Rock, Kendrick Lamar, Schoolboy Q

アブ・ソウル: Ab-Soul、本名: Herbert Anthony Stevens IV、1987年2月23日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州カーソン出身のラッパーソングライターTop Dawg Entertainmentに所属し、ジェイ・ロックケンドリック・ラマースクールボーイQと共にヒップホップグループ「ブラック・ヒッピー」のメンバーでもある[1]

2011年、アルバム『Longterm Mentality』でデビュー。2012年に2作目のアルバム『Control System』をリリースし批評家から賞賛を受ける[2]。その後、3作目のアルバム『These Days…』(2014年)、4作目『Do What Thou Wilt.』(2016年)をリリースしている[3]

来歴

Ab-Soul(2011年)

1987年2月23日、アブソウルことハーバート・アンソニー・スティーヴンズ4世は韓国ソウルで生まれた。父が軍にいる間の4年間を韓国で過ごし、両親が離婚した後に母とアメリカに戻り、カリフォルニア州カーソンの祖母の家に移り住む。10歳の時、スティーブンス・ジョンソン症候群にかかり、目の光過敏など後遺症が残った[4]

家族がレコード店を経営していたこともあり、幼い頃から音楽に出会い、アブソウルは早くからラップのスキルを身につけた[5]

2002年、アブソウルは最初の曲をレコーディングする。2005年にはStreetBeat Entertainmentと契約を結んだ。2007年、カーソンを拠点とするインディー・レコード・レーベル、Top Dawg Entertainment(TDE)と契約する[6]

2009年1月、最初のミックステープ『Longterm』をリリースする。その後、TDEのレーベルメイトであるジェイ・ロックケンドリック・ラマースクールボーイQBlack Hippyを結成する。

2011年4月5日、アルバム『Longterm Mentality』でデビュー。

2012年5月11日、2作目のアルバム『Control System』をiTunesで独占リリースする。アルバムは批評家から賞賛を受けた[2]。10月、マックルモアー&ライアン・ルイスのアルバム『The Heist』に参加し、第56回グラミー賞最優秀アルバム賞にフィーチャリングアーティストとしてノミネートを受けた[7]

ライブでのAb-Soul(2013年)

2014年6月24日、3作目のアルバム『These Days…』をリリースする[8]

2016年12月9日、4作目のアルバム『Do What Thou Wilt.』をリリースした[3]

2018年、映画『ブラックパンサー』のサウンドトラックアルバムに収録された楽曲「Bloody Waters」に参加した[9]

音楽性

影響を受けたアーティスト

アブソウルはラッパーのTwista、Canibus、EminemNasLupe Fiascoなどを影響を受けたアーティストとして挙げており、Jay-Zが最大の影響力であると述べている[10]

ディスコグラフィー

アルバム

脚注

  1. ^ アブ・ソウル - bmr.jp
  2. ^ a b (英語) Control System by Ab-Soul, https://www.metacritic.com/music/control-system/ab-soul 2020年11月1日閲覧。 
  3. ^ a b Pearce, Sheldon. “Ab-Soul Shares DWTW Tracklist Featuring Schoolboy Q, Mac Miller, SZA, More” (英語). Pitchfork. 2020年11月1日閲覧。
  4. ^ Ab-Soul's Timeline: The Rapper's Life From 5 Years Old to Now” (英語). Billboard. 2020年11月1日閲覧。
  5. ^ https://hiphopdx.com, HipHopDX- (2013年8月22日). “Ab-Soul - Grew Up At The Record Store: Turning Points”. HipHopDX. 2020年11月1日閲覧。
  6. ^ Who Is Ab-Soul?” (英語). Complex. 2020年11月1日閲覧。
  7. ^ 54th Annual GRAMMY Awards Nominees And Winners | GRAMMY.com”. web.archive.org (2012年5月3日). 2020年11月1日閲覧。
  8. ^ Complex CA | Latest News in Canadian Pop Culture”. www.complex.com. 2020年11月1日閲覧。
  9. ^ (英語) Black Panther: The Album [Music from and Inspired By - Kendrick Lamar | Songs, Reviews, Credits | AllMusic], https://www.allmusic.com/album/black-panther-the-album-music-from-and-inspired-by-the-motion-picture-mw0003141415 2020年11月1日閲覧。 
  10. ^ https://hiphopdx.com, HipHopDX- (2013年6月11日). “Ab-Soul Cites Jay-Z As His Biggest Influence”. HipHopDX. 2020年11月1日閲覧。

外部リンク




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