アビマニユの死
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 04:57 UTC 版)
戦争13日目、カウラヴァは防御に厚い陣形を取った。これを突破せんとアルジュナの息子アビマニユが先陣を切るが、パーンダヴァ側はジャヤドラタによって分断されてしまい、アビマニユはカウラヴァ側の強力な戦士、ドローナ、アシュヴァッターマン、カルナ、クリパ、クリタヴァルマン、ブリハッドバラによって囲まれ殺される。アビマニユの死をアルジュナは大いに嘆き悲しみ、次の日の日没までにジャヤドラタを殺すことを誓う。これを聞いたカウラヴァ側は、ジャヤドラタをアルジュナから引き離して殺されないよう陣形を組む。アルジュナはこれにより中々ジャヤドラタの元へ迎えずに、日没が迫ろうとしていた。クリシュナによって一時的に太陽が隠され辺りが暗くなった時、既に危険は去ったと安心したジャヤドラタの首をアルジュナの矢が刎ねた。クリシュナの助言により、アルジュナはすぐに矢を継いでジャヤドラタの首をその父・ヴリッダクシャトラの膝に届けた。息子の首を地に落とした者の頭が弾けるよう祈っていたため、ヴリッダクシャトラの頭は粉々に砕けて、絶命した。
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