アビマニユとの戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 05:21 UTC 版)
またアルジュナの別の息子アビマニユが活躍すると、ドゥルヨーダナは再びアラムブサにアビマニユの殺害を命じた。アラムブサはすぐに出撃し、大声で叫びながらアビマニユの軍勢を蹴散らした。続いてアラムブサはドラウパディーの5人の息子たちを攻撃した。アラムブサは5兄弟(特にプラティヴィンディヤ)が放つ矢に苦しめられたが、逆に矢を射返して彼らの弓と旗を断ち切り、兄弟1人1人に矢を撃ちこみ、さらに戦車の馬と御者を殺した。兄弟たちの苦戦を見たアビマニユはアラムブサを倒すべく挑みかかった。アラムブサとアビマニユの矢はたがいの身体を貫き、大地を穿った。全身を貫かれたアラムブサは幻力を使い、パーンダヴァ軍を闇で覆って退却したが、神々の武器に通じたアビマニユは太陽の武器を用いて闇を払った。アラムブサはさらに種々の幻力を使ったが、神々の武器でことごとく破られたうえに、攻撃されたため、アラムブサはたまらず戦車を捨てて逃走した。
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