アビダルマの注釈書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 10:12 UTC 版)
説一切有部では、『発智論』に対する注釈として、『婆沙論』が書かれた。更に後には、世親によって説一切有部の教理を経量部などの立場とともに批判的に要略した『倶舎論』が、そしてこれに対する説一切有部からの再批判として衆賢による『順正理論』が著された。上座部では、ティーカー(複注釈書)として綱要書『アビダンマッタサンガハ』が作られるなどした。
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