アノミー的自殺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/16 05:17 UTC 版)
「エミール・デュルケーム」の記事における「アノミー的自殺」の解説
社会的規則・規制がない(もしくは少ない)状態において起こる自殺の形態。集団・社会の規範が緩み、より多くの自由が獲得された結果、膨れ上がる自分の欲望を果てしなく追求し続け、実現できないことに幻滅し虚無感を抱き自殺へ至るものである。つまり、無規制状態の下で自らの欲望に歯止めが効かなくなり、自殺してしまうもので、不況期よりも好景気のほうが欲望が過度に膨張するので自殺率が高まる。
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