アスベスト含有の時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/30 03:55 UTC 版)
耐火二層管の外層に用いられる繊維混入セメントモルタル管は石綿スレートの製造方法を基礎としており、発売開始当初はアスベストが配合されていたが、1970年代にアスベストによる人体や環境への有害性が問題となったため、1980年代初頭より段階的に使用量を減らし1990年代に入る頃には耐火二層管にアスベストは使用されなくなった。以降、古い建物に設置されていた配管からアスベストが使用されていた時代の耐火二層管が見つかることがある。アスベストの使用や含有量については、繊維混入セメントモルタル管はの表面に印字されている旧建設省の建設大臣認定番号と同じ番号の建設大臣認定書に記載されている使用材料の項で確認できる。
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