アジュダビヤ

デジタル大辞泉

アジュダビヤ【Ajdabiya】

読み方：あじゅだびや

リビア北東部、キレナイカ地方最西端にある都市。シルテ湾東岸に位置する。首都トリポリとベンガジと幹線道路で結ばれる交通の要地。ファーティマ朝時代に築かれた宮殿の遺跡がある。2011年のリビア内戦ではカダフィ派と反政府派の間で激しい戦闘が行われた。アジュダービヤ。

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アジュダービヤー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/01/02 06:42 UTC 版)

アジュダービヤー أجدابيا
アジュダービヤーの中心市街地
アジュダービヤー アジュダービヤーの位置
北緯30度45分20秒 東経20度13分31秒 / 北緯30.75556度 東経20.22528度 / 30.75556; 20.22528座標: 北緯30度45分20秒 東経20度13分31秒 / 北緯30.75556度 東経20.22528度 / 30.75556; 20.22528
国	リビア
県	アル・ワーハート県
標高	2 m
人口 （2010年）
• 合計	76,968人
等時帯	UTC + 2

アジュダービヤー(アラビア語：أجدابيا)は、リビアのキレナイカのアル・ワーハート県の県都。2010年の人口は約7.7万人。リビア北東部、シドラ湾から数km離れた場所にある 。ベンガジから160km南に位置する。首都トリポリとベンガジを結ぶ幹線上に位置し、更にキレナイカ主要部を省略して国境近くのトブルクへ向かう道路と、キレナイカ南部の中心都市であるクフラへと向かう道路が分岐する交通の要衝である。また、南のオージラ油田からパイプラインが通じている。

ローマ帝国時代から人が住んでいたとされるが、特にファーティマ朝時代にチュニジアとエジプトを結ぶ要衝として栄え、現在も当時の遺跡が市内に残る。