アシッド・ウェスタン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 15:26 UTC 版)
詳細は「アシッド・ウェスタン(英語版)」を参照 ジョナサン・ローゼンバウム(英語版)は1960年代から1970年代にかけて流行したアシッド・ウェスタンについて分析し、同ジャンルはデニス・ホッパー、ジム・マクブライド(英語版)、ルディ・ワーリッツァー(英語版)などの俳優や、『銃撃(英語版)』『エル・トポ』『グリーサーズ・パレス(英語版)』などの作品と関連付けられている。『エル・トポ』はアレハンドロ・ホドロフスキーが製作し、同名の主人公のガンマンが悟りの境地にいたるまでを描いた寓話的作品としてカルト映画、アンダーグラウンド映画に位置付けられており、キリスト教や東洋哲学の要素が盛り込まれている。 1980年代以降のアシッド・ウェスタンには『ウォーカー』『デッドマン』が挙げられる。ローゼンバウムはアシッド・ウェスタンについて「妄想的なアジェンダを正当化するために、冷酷で野蛮なフロンティア詩情を定式化している」と指摘し、最終的には資本主義を批判し、その代替様式を取り入れたカウンターカルチャーを表現していると結論付けている。
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