アグローポリとは? わかりやすく解説

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アグローポリ

(アグロポリ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/14 02:51 UTC 版)

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アグローポリ
Agropoli
行政
イタリア
カンパニア
サレルノ
CAP(郵便番号) 84043
市外局番 0974
ISTATコード 065002
識別コード A091
分離集落 #分離集落参照
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
地震分類 zona 3 (sismicità bassa)
気候分類 zona C, 1021 GG
公式サイト リンク
人口
人口 21,874 [1](2018-01-01)
人口密度 672.8 人/km2
文化
住民の呼称 agropolesi
守護聖人 聖ピエトロ
(San Pietro)と聖パオロ
(San Paolo)
祝祭日 6月29日
地理
座標 北緯40度21分30秒 東経14度59分0秒 / 北緯40.35833度 東経14.98333度 / 40.35833; 14.98333座標: 北緯40度21分30秒 東経14度59分0秒 / 北緯40.35833度 東経14.98333度 / 40.35833; 14.98333
標高 24 (0 - 324) [2] m
面積 32.51 [3] km2
アグローポリの位置

サレルノ県におけるコムーネの領域
ポータル イタリア
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アグローポリ: Agropoli)またはアグロポリは、イタリア共和国カンパニア州サレルノ県にある、人口約22,000人の基礎自治体(コムーネ)。

起源の年代は見解が分かれている。このアグローポリという名前から[※ 1]古代ギリシャの殖民都市がその起源という意見がある一方で、5世紀ごろにビザンチンの都市として築かれたという意見もある。9世紀にはサラセン人の襲撃と、それに続いて少なくとも2世紀に渡る占領を受け、その後はアラゴン王国の支配も受けた。現代では近代的な町となっている一方で、海岸での海水浴や、中世の建築物の見学といった観光地としての側面も持っている。[4]

ナポリから電車で30分ほどの所要時間。駅前は近代的で、駅から徒歩15分ほどで旧市街と海岸へ至る。旧市街の一番高い位置には中世の城砦がある。[5] この城砦はビザンチン統治下の6世紀に築かれた建築を基礎として、アンジュー=アラゴン家時代に整えられた[6]

地理

位置・広がり

サレルノからは51キロメートル、ナポリから107キロメートルに位置する[7]

隣接コムーネ

隣接するコムーネは以下の通り。

行政

分離集落

アグローポリには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。

  • Campanina, Cannetiello, Destre, Fonte Saraceno, Iscalonga, La Vecchia, Mancone, Marettima, Marrota, Mattine, Monaci, Moio, Mutalipassi,Palombe,Piaggese, Picone, Piscone, Ponti Rossi, Principe, San Biagio, Serra, Streppina, Torre, Torretta, Ventre

ギャラリー

脚注

注釈

  1. ^ アクロポリス、というギリシアの古代都市における、防御施設をもった高地をさす語が存在する。 (三省堂編修所 1998, p. 10)

出典

  1. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2018 by sex and marital status” (英語). 2019年1月14日閲覧。
  2. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Salerno (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2019年1月14日閲覧。
  3. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Salerno (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2019年1月14日閲覧。
  4. ^ 本段落は特記ない限り(Carpiceci & Vassalluzzo 1990, p. 130)による。
  5. ^ 本段落は特記ない限り(亀井 2011)による。
  6. ^ チレント海岸とアマルフィ海岸 Le due costiere”. JAPAN-ITALY Travel Online. 2015年1月25日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年5月28日閲覧。
  7. ^ Carpiceci & Vassalluzzo 1990, 表2
  8. ^ 亀井 2011, 中ほどの画像。

参考文献

外部リンク




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