アキラ級とは? わかりやすく解説

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アキラ級

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/09 15:52 UTC 版)

アキラ級
Akira class
登場(最初) スタートレック ファーストコンタクト
所属 惑星連邦宇宙艦隊
概要
攻撃システム フェイザー
光子魚雷
防御システム シールド
推進システム インパルス・ドライブ
ワープ・ドライブ
全長 464.4m

アキラ級(アキラきゅう、Akira class)は、アメリカSFドラマ・映画『スタートレック』シリーズに登場する、惑星連邦宇宙艦隊保有の架空の宇宙艦の艦級名の一つである。

2373年のボーグの第二次侵攻(セクター001の戦い)、2373年から2375年のドミニオン戦争などに参戦する。

概要

初登場は劇場版第8作『スタートレック:ファーストコンタクト』で、冒頭のボーグキューブとの艦隊戦にてその姿を見ることができる。この時セイバー級とスチームランナー級という新型艦が登場すが、これらのうちアキラ級のみ、以後の『スタートレック:ディープスペースナイン』、『スタートレック:ヴォイジャー』のエピソードにおいて重要な戦闘任務でよく目にするようになる。

劇中の特徴としては15か所の光子魚雷発射管(水平360度全方向をほぼカバー出来るような配置になっている)と移乗攻撃に使用する2か所のシャトルベイがあげられ、宇宙艦隊の中でひと際戦闘に特化した宇宙艦と言える。そのためレギュラー登場がないにもかかわらず、ゲームにおける登場は非常に多い。

スタートレック:ピカード』シーズン3には、後継となるアリータ級(Alita class)が登場する。

デザイン

デザインを手がけたのはILMアレックス・イェーガー。名称は大友克洋のアニメ映画『AKIRA』に由来。 やや楕円形の円盤部にワープナセルが直結した、ミランダ級やネビュラ級系統のデザインであるが、円盤部からワープナセルパイロンに至る構造が独特で、双胴船のようになっている。第2船体は円盤部下部とほぼ同化しており、艦首側にはエンタープライズEと同型のディフレクター盤が設置されている。ワープナセルは船体に対してかなり大きく、下向きについている。アキラ級の円盤部やワープナセルはアキラ級のみにみられるものであり、それ以前のスタートレックのモブ宇宙艦によく見られる他艦級の円盤部やワープナセルを流用した艦とは一線を画すデザインがなされている。後に制作される『スタートレック:エンタープライズ』に登場するエンタープライズ NX-01は、アキラ級に似た船体構造となっている。

アキラ級宇宙艦一覧

U.S.S.アキラ(U.S.S.Akira、NX-62497→NCC-62497)
アキラ級の1番艦。
U.S.S.サンダーチャイルド(U.S.S.Thunderchild、NCC-63549)
艦名はH・G・ウェルズの小説『宇宙戦争』に登場する、架空のイギリスの軍艦H.M.S.サンダーチャイルドに由来。宇宙暦50893.5(2373年)のボーグ侵攻の際、戦闘に参加(『スタートレック ファーストコンタクト』)。『スタートレック:ピカード』シーズン2第1話にも登場。
U.S.S.スペクター(U.S.S.Spector NCC-65549)
ロミュランに奪われたU.S.S.プロメテウスの奪還に参加(『スタートレック:ヴォイジャー』第82話「プロメテウスの灯を求めて」("Message in a Bottle"))。ただし艦名・登録番号は『スタートレック ファクトファイル』による。
U.S.S.ラビン(U.S.S.Rabin NCC-63574→NCC-63293)
艦名はイスラエルの政治家イツハク・ラビンに由来。宇宙暦50893.5(2373年)のボーグ侵攻の際、戦闘に参加(『スタートレック ファーストコンタクト』)。『スタートレック:ピカード』シーズン2第1話にも登場(この際の登録番号はNCC-63293)。
U.S.S.アバロン(U.S.S.Avalon NCC-63887)
スタートレック:ピカード』シーズン2第1話に登場。ボーグが発生させた空間異常に、ラ・シレーナと共に最初に遭遇した艦。
船名不明(NCC-63646)
『スタートレック ファクトファイル』によると、この登録番号の艦が存在している。ただし艦名は不明。

関連項目

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