アウトビアンキ・ビアンキーナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/24 13:45 UTC 版)
ビアンキーナ (BIANCHINA)は、アウトビアンキが製造販売していた自動車である。
概要
| ビアンキーナ | |
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セダン
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ワゴン
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コンバーチブル
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| 概要 | |
| 製造国 | |
| 販売期間 | 1957–1970年 |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 2/4名 |
| ボディタイプ | 2ドアセダン/コンバーチブル/ワゴン |
| 駆動方式 | RR |
| パワートレイン | |
| エンジン | 0.48/0.5L I2 |
| 変速機 | 4MT |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 1,840mm 1,940mm (ワゴン) |
| 全長 | 3,020mm (セダン) 2,985/3,2020mm (コンバーチブル) 3,225mm (ワゴン) |
| 全幅 | 1,340mm |
| 全高 | 1,320mm 1,330mm (ワゴン) |
| 車両重量 | 510-585kg |
| その他 | |
| 姉妹車 | フィアット・500 |
| 系譜 | |
| 後継 | アウトビアンキ・A112 |
ビアンキの自動車部門が第二次世界大戦後経営不振に陥り、フィアットとピレリの資金援助でビアンキから独立して「アウトビアンキ」として初めて生産された自動車である。
2代目フィアット・500をベースに開発され、エンジン・シャーシなどはそのまま500のものを使用し、駆動方式もRRとしている。しかし、内装・外装はメッキパーツを使用したりなど500よりグレードアップされており、その分価格も500より若干高かった。
ビアンキーナにはさまざまなバリエーションが存在する。一番初めに生産されたのが、1957年から発売されたトラスフォルマビレと呼ばれるタイプで、これは巻き上げ式のトップを持ったオープンモデルである。最終的にカブリオレ・セダン・パノラミカ・ライトバンといったモデルが発売された。1970年~1977年までのモデルは特別に「ジャルディニエラ」といい、ワゴンとバンの2種類のみだった。
脚注
関連項目
固有名詞の分類
| アウトビアンキの車種 |
アウトビアンキ・ビアンキーナ アウトビアンキ・ステリナ アウトビアンキ・プリムラ アウトビアンキ・A112 アウトビアンキ・A112アバルト |
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