ら‐せつ【羅切】
らせつ【羅刹】
らせつ
- 男根を切断すること。羅切ならん。『和漢遊女容気』には「裸切」とあり。『俳諧恋の栞』に「閹志(えんし)、男根を断ちし者なり。今いふらせつなり」とあり。川柳「阿房宮らせつしたのがはきき也」「花守に羅切ほしがる道楽寺」
- 羅切。陰茎を切り取ること。昔の僧侶、又支那の宮廷に於て宦官之を行へり自宮。割勢。宮刑。「松屋筆記」に「今俗に陰茎を断つを羅切といへり。魔羅を切るの略語にて皇帝紀抄、承元元年の条に或被切羅、或被禁其身とあるこれなり」と出で「今昔物語」に「女ばかりの国としてある羅切国の羅刹より転訛せる語ならんか」とあり。「痿陰隠逸伝」に「新田足利の勢競べも楠湊川に割勢(らせつ)して」とあり。「羅切して又下になる長局」「禅坊主羅切してから無一物」「阿房宮らせつしたのがはききなり」。
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