むつき (巡視艇・初代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/18 05:43 UTC 版)
| むつき | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 建造所 | 南国特殊造船 | 
| 艦種 | 25メートル型PC | 
| 艦歴 | |
| 計画 | 昭和25年度 | 
| 竣工 | 1951年12月11日 | 
| 除籍 | 1972年12月2日 | 
| 要目 | |
| 常備排水量 | 57トン | 
| 総トン数 | 69トン | 
| 全長 | 25.5 m | 
| 最大幅 | 4.9 m | 
| 深さ | 2.8 m | 
| 主機 | ディーゼルエンジン×2基 | 
| 推進 | スクリュープロペラ×2軸 | 
| 出力 | 1,000馬力 | 
| 速力 | 14.9ノット | 
| 乗員 | 10名 | 
むつき(英語: JCG Mutsuki, PC-25)は、海上保安庁が運用していた巡視艇。区分上はPC型、公称船型は25メートル型[1]。
概要
本艇は、アメリカ沿岸警備隊の83フィート型巡視艇をタイプシップとして設計された。船質は木、没水部船型ははつなみ型と同様に丸型である[2]。また主機関は、第二次世界大戦中に開発に着手された高回転・大出力の三菱ZC型をもとにしたものとされたが、種々の改造のために製作は遅延した。このために本艇の竣工は予定より4ヶ月遅れとなり、当初計画されていた同型艇の建造は実現しなかった[1]。
タイプシップは600馬力のガソリンエンジンを2基搭載して20ノットの速力を発揮できたとされたが、本艇は海上公試で16ノット以下に留まり、所期の速力を発揮できなかったことから、試作艇の域を出るものではなかった[1]。
参考文献
「むつき (巡視艇・初代)」の例文・使い方・用例・文例
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