まつりか

デジタル大辞泉

まつり‐か〔‐クワ〕【^×茉^×莉花】

読み方：まつりか

モクセイ科ジャスミン属の常緑小低木。高さ1.5〜3メートル。葉は広卵形でつやがあり、脈が目立つ。夏、白い花をつけ、強い芳香を放つが、翌日には落ちる。インドの原産で、温室で栽培され、香料をとる。茉莉。《季 夏》「—を拾ひたる手もまた匂ふ／楸邨」

植物図鑑

まつりか (茉莉花)

●インドからアフガニスタン、イランにかけて分布しています。半蔓性で、高さは３メートルくらいになります。６月から８月ごろ、茎の先端に芳香のある白い花を咲かせます。中国ではジャスミンティーの原料にされます。フィリピンの国花でもあるそうです。
●モクセイ科ソケイ属の常緑半蔓性低木で、学名は Jasminum sambac。英名は Arabian jasmine。

モクセイのほかの用語一覧

ソケイ：	ヤスミヌム・レックス  大白素馨  羽衣ジャスミン  茉莉花  雲南素馨  雲南黄梅  黄梅

>>ソケイカテゴリの他の用語