類結節症とは? わかりやすく解説

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類結節症

(ぶり類結節症 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/17 11:14 UTC 版)

類結節症(英:pseudotuberculosis)とはPhotobacterium damsela subsp. piscicida(旧名:Pasteurella piscicida)の感染を原因とするブリ属の感染症ぶり類結節症とも呼ばれる。Photobacterium damsela subsp. piscicidaグラム陰性、非運動性の短桿菌であり、その分離には2~3%の塩化ナトリウムを含む寒天培地が用いられる。Photobacterium damsela subsp. piscicidaの発育至適温度は22~26℃であり、哺乳類には感染しない。外観上の病変は少ないが、摂食不良となり死亡する。脾臓腎臓に粟粒状の小白点が認められ、脾臓は顕著に腫大する。治療薬としてアンピシリンオキソリン酸、フロルフェニコールなどが使用される。日本ではα溶血性連鎖球菌症との混合ワクチンが2008年1月に、この混合ワクチンにビブリオ抗原を加えた3種混合ワクチンが2010年3月に承認されている。




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