ふるいち
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | ![]() 〒710-0055 岡山県倉敷市阿知2丁目1番8号 |
設立 | 1956年 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 5260001014621 |
事業内容 | うどん店のチェーン展開、麺類・和菓子の製造販売、食品製造・卸販売 |
代表者 | 代表取締役会長 古市了一 代表取締役社長 栗坂孔之 |
資本金 | 1000万円 |
売上高 | 14億3400万円(2020年2月期) |
従業員数 | 330名(パート従業員を含む) |
決算期 | 2月 |
外部リンク | https://www.marubu.com/ |
株式会社ふるいちは、岡山県倉敷市を中心にうどん店の『ぶっかけ亭本舗ふるいち』のチェーン店舗展開と『ぶっかけうどん』の通信販売を行う企業である。
特徴

戦後間もない頃に倉敷駅前で創業されたうどんの老舗。元々は夫婦饅頭(通称;ふうまん)を製造販売している商店であった。(中身は粒餡、種類は赤(小豆)とグリンピースの2種類があった。現在は総社店で冬季限定で赤のみ作られている。仲店では第3日曜の朝市の時のみ販売している。)また、隠れた名物として超大盛りのカキ氷があげられる。
ある日、麻雀をしていた社長が、息子が作った丼にざるうどんと具を盛りつゆをかけた料理を食べ、それが大変美味しかったことがぶっかけうどん販売のきっかけになったという[1]。岡山県下では香川県同様古くからセルフ方式のうどん店が点在しており、ふるいちも、仲店のみ接客式店舗で他はセルフ形式をとっている。
チェーン展開を開始した頃より『ぶっかけうどん』を倉敷名物として大々的に宣伝。倉敷中心部の名物料理となっていたぶっかけうどんが、一躍他地域の倉敷市民・岡山県民に認知されるようになった。そのことが評価され、2006年に倉敷ブランド(2011年末廃止)に認定された[2]。
事業所
- ぶっかけ亭
- ふるいち庵
- めん工房ふるいち(本社工場)、富井工場(冷凍麺工場)
沿革
ぶっかけ亭本舗ふるいちウェブサイトより抜粋
- 1948年(昭和23年) - 登記上の所在地に創業。
- 1956年(昭和31年) - 有限会社古市商店設立。
- 1990年(平成2年) - 株式会社ふるいちに改組。
- 1993年(平成5年)- 『ぶ(マル)∞ぶっかけうどん』を商標登録[3]。
- 2006年(平成18年) - 『ぶっかけうどん』が倉敷市の推進する「倉敷ブランド」に認定。
- 2008年(平成20年) - 本店ビル1階に『古市商店 らうどん』開店。
関連項目
外部リンク
- ^ “FURUPEDIA”. 倉敷うどん「ぶっかけ」ふるいち. 2025年5月8日閲覧。
- ^ “ぶっかけうどん / 倉敷ブランド”. 倉敷市文化産業局. 20101209時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月17日閲覧。
- ^ “文献固定アドレス用結果一覧”. 特許情報プラットフォーム (1993年8月31日). 2025年5月8日閲覧。
固有名詞の分類
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