ふたり静
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 07:00 UTC 版)
正縁が22歳のときの話。文化3年(1806年)の弥生4日、1200人を超える死者を出した大火で、「かがり屋」も被災してしまう。女郎のてまりの消息は半年たっても分からず、正縁はずっと気にかけている。そんなある日、数珠の修理に訪れた数珠師与一郎の家で、正縁はてまりそっくりの記憶を亡くした女と出会う。女は、与一郎の死んだ妻の名である香弥と名づけられ、与一郎の母富路を献身的に看病している。
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