びんぼう紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 02:33 UTC 版)
「ドラえもんのひみつ道具 (ひ)」の記事における「びんぼう紙」の解説
びんぼう紙(びんぼうがみ)は、「ぼくのまもり紙」(てんとう虫コミックス第23巻に収録)に登場する。 災難から守ってくれる「まもり紙」に似ているが、効果は正反対で、汚らしい紙の色をしている。うっかりこれを拝んでしまうと、次から次へと災難に遭う。ただ歩いているだけで、階段から転げ落ちたり、道端でドブにはまったり、犬にかまれたり、ボールが飛んできて頭に当たったりと効果は抜群。しかも決して紙から逃れることはできない。 紙から逃れたければ、「まもり紙」と同様に激しい抵抗を覚悟の上でビリビリに破いてしまうほかないと考えられる。 テレビアニメ第2作第2期「ぼくのまもり紙」(2016年6月24日放送)では「やくびょう紙」という名前で登場する。こちらは紙に憑りつかれた本人だけでなく、その対象者の近くにいる者までも災難に遭ってしまう(作中ではUFOが墜落し、のび太だけでなく近くにいたドラえもんとジャイアンまでもが宇宙人に追いかけ回された)。痛い目に遭う「びんぼう紙」と違い、「やくびょう紙」の場合は憑りつかれた者が災難に遭いそうになった際、別の人物がそれを阻止すれば、災難から免れる(例として、憑りつかれたのび太が落下物にぶつかりそうなった際、ドラえもんがのび太を救助した事でのび太は落下物に当たらなくて済んだ)。
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