【11式短距離地対空誘導弾】(ひとひとしきたんきょりちたいくうゆうどうだん)
2011年に防衛省が制式採用した短射程地対空ミサイル。
陸上自衛隊・航空自衛隊で使用されてきた、81式短SAMの後継として、「短SAM(改II)」の仮称で開発された。
なお、航空自衛隊向けの製品は「基地防空用地対空誘導弾」という名称がつけられている。
本システムは、4連装キャニスター式発射機と射撃統制装置で構成されており、発射機は陸上自衛隊では73式大型トラックに、航空自衛隊では高機動車に搭載して運用される予定である。
誘導弾の特徴は、従来の81式では対処できなかった超音速・小型の空対地ミサイルや巡航ミサイルにも対処可能になっていることである。
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