ぬ利彦とは? わかりやすく解説

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ぬ利彦

(ぬ利彦出版 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/01 23:35 UTC 版)

株式会社ぬ利彦
本社が入るロジスティードビル(向かって右)と、ぬ利彦ビル南館(向かって左)
種類 株式会社
本社所在地 日本
103-0031
東京都中央区京橋2-9-2
ロジスティードビル(ぬ利彦1717ビル)
設立 1948年4月5日
業種 卸売業
法人番号 5010001053925
事業内容 酒類・食品卸
不動産賃貸
運送事業
コンピュータシステム販売
代表者 代表取締役社長 中澤哲也
資本金 1,000万円
従業員数 150名(2020年4月)
主要子会社 #関連会社参照
関係する人物 初代 中澤彦七
外部リンク www.nurihiko.co.jp
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株式会社ぬ利彦(ぬりひこ)は、東京都中央区にある酒類食品等の卸売会社。

沿革

  • 1717年 初代中澤彦七が酒・醤油の仲買人を営む
  • 1830年 酒類の売上金を活用して両替商を併営
  • 1892年 同業者の有志と東京卸酒販組合を設立
  • 1906年 宮内庁御用達業者に認定される
  • 1944年 東京都内に酒の直売店「国民酒場」を177店開業
  • 1962年 自社ビル2棟を京橋に竣工
  • 1999年 新木場に物流センター開設
  • 2017年 第1、第2 新自社ビル完成

会社概要

1717年(享保2年)に初代中澤彦七が酒・醤油の仲買商「塗屋彦七」を営んだのが起源である。仲買の他に行商も併営し、日帰りで江戸近郊を往復していたのでその行動力から「天狗の彦七」と称されていた。社名は、商号の「塗屋彦七」から塗・彦の2文字を取って名付けられた。江戸中期には、酒・醤油の売上金を元手に両替商を併営した。明治期には同業者有志に呼びかけて東京卸酒販組合を設立し、酒類業界全体の発展に寄与した。東京府が東京都に名称変更した翌年にあたる1944年には、配給制による酒類統制に対抗するべく直売店「国民酒場」を都内各所に開店し、酒・醤油の安定的な供給に努めた。1982年にはIBM特約店となり、長年の営業によって培われたネットワークを基にマーケティング事業も開始している。歴代の社長は、彦七を襲名するのが慣習になっている。(現在は9代目)

関連会社

  • 株式会社アロンラインサービス
  • 株式会社アロン・クリテイティブ
  • 株式会社ぬ利彦ITソリューションズ

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