ぬえ塚の伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/09 17:08 UTC 版)
およそ800年前に、源頼政が京都の御所を騒がす鵺という鳥に似た鳴き声の怪物を弓矢で射殺した。その怪物の死体に近づいて見ると、頭がサル、体がタヌキ、手足がトラ、尾が蛇の妖怪だった。京都の人々は殺された妖怪のたたりを恐れて、その遺骸を丸木舟に乗せて加茂川に流した。やがて淀川を流れ、大阪湾を漂い、芦屋川と住吉川の間の浜に打ち上げられた。浜辺の人々はたたりを恐れて、丁寧に塚を作って葬った。この塚を「ぬえ塚」と呼ぶ。
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