とくべつそんしつとは? わかりやすく解説

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とくべつ‐そんしつ【特別損失】

読み方:とくべつそんしつ

企業通常の活動以外で、特別な要因一時的に発生した損失不動産売却によって生じ損失有価証券評価損失、地震火災などの災害による損失労働争議訴訟によって発生する損失など。特損。→特別利益

[補説] 先に挙げた例は企業業務によって異なり企業主たる業務不動産売買場合には、不動産売却によって生じ損失は「特別損失」には当たらない


特別損失(とくべつそんしつ)

損益計算書計上される特別な損失

火災建物焼失したり、土地原価より安値売却したりするなど、特別な要因により発生した臨時的な損失のこと。経常利益とは別の項目として計上することが義務づけられている。

特別損失には、大きく分けて

(1)火災水害などの災害によって建物破損したような場合
(2)固定資産売却損発生した場合
(3)前期損益修正する場合

がある。時価評価導入されてからは、不動産株式などの有価証券含み損も特別損失として計上されるようになった

企業事業活動発生する損失は、投資家判断材料のひとつと考えられている。特別な要因により発生する点に着目することから、毎年繰り返し発生している通常の損失とは区別しているわけだ。

海外へ投資積極的に進めてきたNTTドコモでは、出資先企業株価大幅に下落したため、2002年3月決算で約8000億円の特別損失を計上することになったNTTグループ全体では特別損失が2兆円に達し日本企業では過去最大だという。

(2002.04.05更新




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